USD/JPYの考察
こんにちはマイクテリアスです。
4月22日からの一週間は先週に引き続き日銀の為替介入がいつ入るか警戒しなければならない週でした。
2022年・23年のレジスタンスを突破し、次に意識されるのが155円の節目。
なぜ155円が節目になったのかといえば、単純にキレのいい数字であったこと、強いキリ番と言われる数字だったことです。
実際に先週から155円に届くか届かないかで値動きは停滞していました。
ドル円の現在の環境認識は、
・上昇トレンド継続中
・日銀の為替介入に警戒
・155円の強いキリ番を越えるか超えないかが注目されている。
これらの要因から、為替介入の動きを待って押し目買いを行う。
がトレードの戦略でした。
しかし、私自身は為替介入前に155円越える前での売りの弱さを確認してロングし損切りになっていしまいました。
その後は、155円をブレイクし想定通りに上がりましたが、タイミングが合わず負けの週となってしまいました。
それでは、私の負けトレードも含めて2024年5月22日からの考察を始めていきましょう。
日足、4時間足で環境認識。押し目買い、戻り売りを基本としています。4時間、1時間、15分足の形、チャートパターンを確認してエントリーする手法です。
トレードする上で意識すること
・常に売る人、買う人両方の気持ちを考える
・エントリーする反対の勢力の諦め(損切り、利確)をエネルギーを意識してエントリー
・下位足は上位足の影響を受ける
移動平均線の説明 白=格時間足の21単純移動平均線 青=日足の200日移動平均線 水色=日足の100日移動平均線 ピンク=日足の21移動平均線 黄色=4時間足の移動平均線 緑=1時間の移動平均線
ラインの説明 水色=週足のサポレジ ピンク=日足のサポレジ 黄色=4時間足のサポレジ 白=1時間のサポレジ 黄緑=指標発表で重要視されそうなサポレジ
USD/JPY
日足
日足は上昇トレンド継続中。2023年高値をブレイク後、赤ラインの155円のキリ番で揉み合いを形成。
為替介入の警戒もありすぐに買える状況ではない。
売りを仕掛けるにも完全な逆張りであり、155円がレジスタンスとして機能すると判断するには現時点では信憑性は低い。
155円がレジスタンスとして認知されるには、日足レベルでのMトップ形成を待たなければレジスタンスとして認知されないと思われる。
日銀の為替介入らしき動きを待って押し目買いがトレードプランとなる。
4時間足
黄色の縦ラインっからが4月22日からの値動き。青の波の動きで155円をブレイク。押し目がい継続となった。
押し目買いが入れるチャンスはどこにあったか、1時間以下の足で確認。
1時間足
15分足
火曜日PMIの予想より悪い結果を受け一度売られたが、V時で買われたことで売りが弱いと考えた。
155円付近で根が止まっているということは、買いが決済していない。
逆張りで売りを仕掛けていた人は、PMIの結果後にV字で値が戻ったことに焦りを感じている。
黄色の4時間移動平均線がサポートとして機能している可能性もあると判断し黄緑のV字の動きで155円を試す動きを狙ってロングしました。
が直後の下ひげで損切り。その後はぐんぐん上に上がっていきました。
水曜日に日足で155円を抜いたことでロング狙い。
抜いたことが騙しになる可能性、為替介入のリスクもあるので強い下値試しを待ってロングする狙い。
木曜曜日は下値を試す動きがないのでNoエントリー。
金曜日の日銀金利政策の発表を待つのがベストでした。
普段なら赤マル1が絶好のロングエントリーの箇所ですが、日銀金利政策、植田総裁の発言でどのような値動きが起こるか話からない時間帯でエントリーを控える。
その後、為替介入かは不明だが、強い下押しが発生。
下押しの後の持ち合いを抜けた赤マル2が絶好のロングを狙えるところだったがチャートを見ることができずノーエントリー。
結局今週は負けの週となってしまいました。
来週は4月の月足が確定する週。4月の月足が155円を抜けるか抜けないかでもトレードへの影響します。
焦らずにじっくりトレードを行っていきましょう。