FX2024.3.19の考察

USD/JPYの考察

3/19火曜日はルールを守ることの大切さを実感する日となりました。

SNSでは日銀がマイナス金利政策を解除を疑わずドル円をショートして含み損を抱えた人達の呟きで溢れていました。

「今までありがとうございました」「ガチで終わった」「クソゲー」などと。

自分のトレードルールを守る人たちは今回のドル円の上昇で損切りをしても嘆くようなことはしません。

『ルールに従って正しく負ける』そうすることで次の勝ちにつながるのです。

ちなみに私はノーエントリー。なぜノーエントリーだったかいつも通り解説していきます。

トレーレードスタイル Dayトレード

日足、4時間足で環境認識。押し目買い、戻り売りを基本としています。4時間、1時間、15分足の形、チャートパターンを確認してエントリーする手法です。

トレードする上で意識すること
・常に売る人、買う人両方の気持ちを考える
・エントリーする反対の勢力の諦め(損切り、利確)をエネルギーを意識してエントリー
・下位足は上位足の影響を受ける

USD/JPY

日足

日足は2023年高値で黄色ラインのようなダブルトップ形成を予測。ダブルトップ2番天井が高値を切り下げていることで売られ安くなっている。

売り優勢だがピンクの日足のサポートラインからの押し目買いにも注意。200日移動平均線もサポートライン付近にありかいを支える材料となる。

4時間足

黄色の形成のため4時間足では2週前の青波の戻りが入ることを予測。

戻り売り候補は、黄色の4時間足のレジスタンス、ピンクの移動平均線のレジスタンス、2週前下落のフィボナッチ61.8%と売りの材料が揃っているところ。売り勢力が集まりやすい。

1時間足

ピンクの四角エリアは絶好の戻り売りポイント。ここで売りを考えている人は多かったはず。

4時間足で提示した売りの材料に合わせ、日銀のマイナス金利政策解除の可能性が高いというファンダメンタル的要素で売りを仕込んだ人たちは多かったと思われる。

だからこそブロックを上へ抜けると、売りを仕込んでいた人達の損切りで大きく上昇した。

15分足

私も同様にピンクのブロックで戻り売られる事を想定してショートエントリーの準備をしていた。

なぜ売りを入れなかったか。その理由は、

①日銀の金利政策発表でどう動くかは予測はしていたが待つと決めていた。

②日銀の金利政策発表がなくても一度売られて、黄色の4時間足の移動平均線からの買いを受けた後に売りの弱さを確認してからショートエントリーしようと思っていた。

③日足は上昇トレンド中でショートだけに大きくバイアスをかけるのはリスクだと考えていた。

この3つの理由からボックスでの売りを仕込んで置くのはまずいと判断し静観するという選択を選んだ。

日銀がマイナス金利を解除する可能性が高いから、利上げを行い円高に進むから売りを仕込んでいおくというのは私のルールではなかった。

このルールを守ることが資金を守る大事なこと。

周りの情報に左右されず、自分のトレードを守ることはFXを続ける上で何よりも正しいと実感することができた。

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